賤業主婦第3話

2008年02月01日13:52  賤業主婦


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賤業主婦(せんぎょう・しゅふ)第3話「競 売」

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カチャンッ

「お願い..助けて..お願いです..」

『人一人、立って入るのがやっと』と言う、狭い檻の中に両手縛りに入れられた亜希子は、不自由な体をくねらせて助けを求めていた。

「ヘッヘッヘッ..今日のモルモットは上玉だ。電流の流し甲斐があるぜ。せいぜいイイ声で啼いてくれよぉ..」

檻の外では、白衣を着た男が亜希子の惨めな姿をながめながら、一人ニヤニヤと笑っている。

亜希子の拘束は腕を縛られていただけでは無かった。

檻の天井から伸びた赤いワイヤー線が亜希子の媚肉を縦に割り裂き、

再び天井に戻り、亜希子の身体がつま先立ちとなるよう、半宙吊りの状態で、吊り上げていた。

それだけでは無い、亜希子の両方の乳房は根元を2枚の乳枷で挟まれ、

更にぷっくりと乳枷から飛び出した双乳の根元をゴムベルトで2重3重に絞られていた。

それは、通電の効果を増すための嗜虐的な細工であった。

まるで熟れたパイナップルのように乳枷から飛び出した乳房は、紫色に腫れ、さらにその頂上を飾る乳首は、充血の為に小指の先程に膨れ上がっていた。

だが、その尖端も電極の通った強力クリップによって、無惨に変形させられている。


「お願い..助けて..お願い..」

「イヒヒヒ..何言ってるんだ、アンタはオークションで競り落とされた実験用の『牝モルモット』なんだぜぇ。何をされても文句は言えねえハズだろうが!」

「違うの..こんな..こんなはずじゃ無かったの..。お願い、お願い..助けて..」

「もう遅いよ..。それにアンタ、こうなる事を本当は望んでいたんじゃ無いのか?」

「うそ..ウソよ..」

「ウソなもんか..」そう言いながら、男はワイヤーの食い込んだ亜希子の媚肉をかきわけ、くちゅくちゅと左右にまさぐる。

「ヤメテ..お願い..やめて下さい..お願い..」

尻を左右に振り立て、必死になって男の指をよけようとする。

だが、不自由なつま先立ちの姿勢では、所詮限界がある、

それに、左右に動けば動くほど、赤いビニールを巻いた鋼のワイヤーは股間にぐいぐいと食い込んで行く。

「おいおい、幾らキモチがいいからって、腰振り過ぎると、ビニールが剥けちまうぜ。」

確かに、左右に激しく尻を振る事で、ビニールが破れ、鋼線が剥き出しになってしまっている。

ささくれたワイヤーの棘が、容赦なく亜希子の媚肉に食い込み、激痛をもたらした。

「ほれ、見ろよ。口じゃイヤだイヤだと言っても、身体は正直なモンじゃねえか..」

男が目の前に突きだした指には、亜希子自身から分泌された、明らかにソレとわかる半透明の粘液が、糸を引いてこびり付いていた。


「ホレホレ..『自分自身』の味はどんなモンだぁ?」

男がその指を亜希子の唇に塗りたくった。

「うぷっ..あふ..いっ..いやぁ..」

左右に首を振って男の指嬲りを逃れようとする様子をたのしみながら、男は言った。

「ヒヒヒ..楽しそうだな..だが、これからの電撃ショックは、こんな生ぬるいモンじゃぁ無いぜ。..これから、もっともっと..ヒィヒィ泣かして、天国に昇天させてやるから..愉しみに待ってるんだぜ..」

男の右手には赤いレバーが握られていた。

目盛りを回して電圧を設定する。

「ああ..やっ..やめて..そんなに電圧を上げられたら..私..アタシ..」

「ふふふ..心配するな、一発じゃ昇天させないよ。何せアンタは大事なモルモットだ」

男の指がレバーを押し上げた。

「フフフ..じわりじわりと、少しずつ昇天させてやるぜ」

「ああ..」

ウィンウィンウィン..変電器が唸りを上げて動き始めた。

その刹那、ビクンっと乳首が大きくぶれた。通電が開始され、体中が

生体反射で震え始める。血が逆流し..そして..

「やめて..ああ..やめて..キャァァァァ..」



自分自身の発した悲鳴に、はっと目を開けると、そこは自分の部屋だった。

時計を見る。時間は、まだ5時を僅かに過ぎたばかりだった。

「..夢か..」

体中にびっしょり汗をかいていた。それがパジャマや下着まで濡らしている恐ろしい夢だった。

オークションで買い取られて実験動物に供される場面..

『夢』だと、はっきりわかった今でも、思い出すだに恐ろしい。



亜希子はぐっしょりと濡れた身体を荒い流す為にシャワーを浴びようとバスルームに居た。

..いやだ..脱いだばかりのショーツを見つめる。

秘裂の接するクロッチの部分..そこには、汗やオリモノとは明らかに異なる、白くネバつく樹液が付着していた。

濡れちゃったんだわ..私..あんな怖い夢で..

亜希子は淫汁にまみれた秘壺に指を挿し入れ、汚れた部分をシャワーで流し始めた。


「ええと..」

その日の午後..亜希子は『ご主人様』から示されたオークション会場、

『S川駅前・Pホテル』へと向かっていた。

家を出たのは午前9時のこと。自宅マンションを出て、幼稚園にワタルを

送って行った後、実家に車を置いて、両親に迎えを託し、再び私鉄電車に乗り込む。

既に1時間が経過している。待ち合わせの時間は11時だ。途中の乗換えや着替え等のタイムロスを考えると、時間的な余裕は殆ど無かった。





途中にあるJRとの連接駅に降り立つと、亜希子は小走りで『いつもの』コインロッカーへと急いだ。

そのロッカーは亜希子が母親・妻の顔から『おんな』の顔になる場所である。

今回の服は、黒いレースのスリップドレスと、肝心の所が剥き出しになっている

カップレスブラと紐パンのセット。

Tフロントの紐パンは、亜希子の媚肉を左右にかきわけ、股間にギュっと食い込んでいる。

今日の為に身につけるよう、『ご主人様』である×××からメールで指定された

サイトで購入した露出的なものであったが、実際身につけて見ると、その卑猥さは

パソコンのモニタ画面で見るより、更に際だっていた。


勿論、素足にハイヒール。

乳首とクリットの頂点には、あのピアスリングが燦然と輝いていた。

左右のラビアからぶら下がったリングには100円ショップで買った鈴がアクセサリーとしてつけられており、歩く度にチリンチリンと音を立てる。

『変態マゾの亜希子の所在が、遠くからでもわかるようにしなさい。』

と命じられて、亜希子自らが選んだ『アクセサリー』であった。



アナルには直径3センチのエボナイト棒が入っている。

それは、アナル拡張の為に準備した拡張具の中では最大級のもので、

僅か2週間の間に、亜希子のアナル拡張は最終段階に入っている事を示していた。

..今日のオークションには『ご主人様』もおいでになるかもしれない。

その時に亜希子のマゾ奴隷としての訓練の成果を見て頂きたい..

その一念で亜希子は卑猥なアクセサリーで我が身を飾ったのだった。



ただ、さすがにこのままの格好で公共の場に出るのはためらわれた。

誰かにばったり会うかもしれない。

そこで、亜希子は上から薄手のレインコートを着込んで行った。

もっとも、外はカンカン照りつく良い天気だ。そんな日にレインコートを着込んでいれば、却って目立つことは間違いの無い話だ。

だが、それでもレインコートを脱げば、今以上に目立ってしまう事になる。

出来ればそれは避けたかったし、いかに『マゾ』とは言え、初心者の亜希子にそこまでの度胸は、まだついていなかった。


トイレの個室で着替えた後、仕上げに変装の為のヘアピースとサングラスを装着し、再び電車に乗り込む亜希子。





短めのコートの裾からはハイヒール一つの生足が、大腿までのぞいている。

もし痴漢が乗り込んでいたら『触って揉んで下さい。』と言わんばかりの服装だが、

この日の電車も空いていて、特にハプニングも無く、亜希子は目的地であるS川駅についた。

S川駅は山手線沿線の主要駅の一つであり、江戸時代から宿場町として知られている。

今でも駅周辺には多数のシティホテルを抱え、観光やビジネスの宿泊エリアとして栄えて来た町であったが、

近年都心から移転したオフィスビルが多数進出し、今やビジネスエリアに生まれ変わっていた。

亜希子の夫の勤めるオフィスもこの近くにあった。

今回ヘアピースとサングラスで変装して来たのも、万一の事を恐れての事だった。

尤も、亜希子の目指すシティホテルと夫のオフィスはS川駅を挟んで反対側にあるから、心配は杞憂に終わる可能性の方が高かったのだが..。



亜希子は、指定された『Pホテル』のロビーへと足を踏み入れた。

『Pホテル』はここS川駅エリアでも老舗の部類に入る名門ホテルである。

羽田に近い事もあって、昼間とは言え、ロビーにはかなり多くの外国人ビジネスマンが散見された。

まだチェックインの時間では無いためか、観光客は少ない。

こんな天気の良い日にレインコートを着込んだ女がロビーに入ってくれば、

どうみても『不審人物』として誰かに見咎められそうなものだが、幸か不幸か

到着したばかりの外国人ミッションの対応に追われ、誰に見咎められる事も無く、広いロビーを横切るように通過し、エレベーターに乗り込む事が出来た。

目指す部屋は新館の38階にある。



「あった..」エレベーターホールを抜け、廊下を突き当たった所で、亜希子は目的の部屋の前にやっと立つ事ができた。

それは長い道のりであった。

「途中誰かに見とがめられたらどうしよう..」と言う不安と戦いながらの道行き..。

歩く度に鈴がチリンチリンと音を鳴らす事、そして裾が乱れる事を気にして、

小股で歩いたせいか、早めに出たつもりだったのに、時間に遅れる事、何と5分もの時間が過ぎていた。

それでも亜希子としてはかなり急いで来たつもりだ。

サングラスを外し、コートのポケットに突っ込む。

それからコートの両肩をスっと身体から外し、たたんで左腕にかけた。

「いよいよ..なのね..」

いつの間にか足がガクガク震えていた。

娼婦が初めて客を取る時はたぶんこんな感じなのだろう。

レディコミなどでずっと妄想し続けて来た事とは言え、自分自身の『肉』が競売にかけられると言うのは、かなりハードな体験と言える。

「..行くわ..」自らに語りかけるように決意を促す。

そして..亜希子の指が、チャイムに触れ、ぐいと押し込んだ。

チャイムの音は殆ど聞こえない。廊下と室内に敷き詰められたカーペットが音を吸収する為と、もともとこうしたハイクラスホテルでは、防音構造がしっかりしている為に室内のチャイムの音が外に響かないようになっているからだろう。




数秒の時間の後、ガタガタとドア付近で音がした。



カチャリ..

ドアが開く。

中から背の高い35絡まりの男性が顔を出した。

こう言った『商売』だと、何となく強面のお兄さんか、水商売風の男性を予期していたのだが、

男性の風貌は、むしろ『平凡なサラリーマン』と言った風情で、とても『昼日中のシティホテルで女体オークションを主催しているような』人物には見えなかった。

「何か..?」そう言いながら、男は上から下まで亜希子の身体をじろじろ

と見つめていた。

シースルーのスリップドレスに、トップレスのブラとショーツ、と言った

『羞ずかしい格好』を、初対面の男性の視線に晒す羞恥に、亜希子は

思わず男から視線を逸らし、俯いた。


「あの..亜希子です。香坂亜希子と申します。×××様に、ここに来るように命令された者なのですが..。」

「ああ..×××さん..?!」

男は合点が行ったように頷いた。

「アキコさん..本日の『出展品』の方ですね。」

「はい..」

男はいらだたしげに言った。

「最初から5分も遅刻ですか。もうオークションは始まっているんですよ。」

「あの..すみません。」

「まあ、いいでしょう。じゃあ、そこで全部の服を脱いで、待っていて下さい。」



「..え..?」

亜希子は我が耳を疑った。平日の昼間のシティホテル・客室階は閑散としているとは言え、ここはれっきとした公共の場所なのである。

ただでさえ羞ずかしい格好なのに、更にそんな場所で全裸になれと言うのだろうか?

「聞こえなかったんですか?服を脱いでスッポンポンになって下さいと言ったんです。」

「脱ぐんですか..今..ここで..?」

「そうです。わかりませんか?..貴女は競売にかけられる言わば『出展品』

なんですよ。だから買い手のお客様には、全てを見て頂く必要があるんです。

いいですか?貴女が買い物をする場合を考えて見て下さい。

どんな品物だって、必ず現物を手に取って確かめてからお買い求めになるんじゃ無いですか?

包装紙にくるまれて実物のわからないモノに、値段をつけられる人なんて、いないでしょう?」


「..でも..」亜希子はまだ躊躇していた。

「イヤならお帰りになって頂いても結構ですよ。出展者である×××様に出展の中止を連絡するだけですから。」

「あの..せめて部屋の中に入ってからではダメでしょうか..」

「ダメです。このドアの向こうは既にオークションの会場なのです。

つまり、貴女はこの部屋に一歩入った瞬間から、当オークションが管理

する『商品:出展品』となるのです。『出展品』はこのドアの内側に入る前に、

主催者である私のチェックを受ける事になっています。それが『ルール』なんです。」

「..すみません..もう少し考えさせて頂けないでしょうか..」

ホテルの廊下でピアスだけの裸になる事には、どうしてもためらいがある。

どこで誰が見ているのかわからないのだ。

「いいでしょう。裸になったところでこのチャイムを押して下さい。勿論出展を中止されるのも自由です。ただし、時間が経てば経つほど、貴女にとって不利になる事は言うまでもありませんが。」

「..はい..わかりました..」




亜希子は頷くと、目の前で再び閉じられたドアを見つめた。

..どうしよう..

ドアの隙間からは見えなかったが、雰囲気から察するに、ドアの向こうにはかなりの人数がいるようだった。

そんなに多くの不特定多数の男性の前に、ピアスだらけの全裸を晒すのだ。

しかも自分を落札した男に抱かれる為に..躊躇わないわけが無い。

だが..ここで帰ってしまったら、おそらく『ご主人様』は大変お怒りになり、2度と亜紀子に連絡を取ってくれる事など無くなってしまうだろう。

夫から女として見て貰えなくなった亜希子にとって、『ご主人様』に見捨てられる事は、『女としての人生』に死刑を宣告されるに等しい。

..どうしよう..

亜紀子は指を背中のホックにかけ、そして外し..と言う動作を2~3度繰り返した。

そして遂に..

意を決した亜希子は、背中のファスナーを一気に下までおろした。

すかさず、チャイムを押す。

カチャ..再び男がドアから顔を出した。

前を隠すように背中を折り曲げ、胸と股間に手をあてた亜希子は、男に

言った。

「脱ぎました。だから..、はっ..早く。」..中へ入れて下さいと

言いかける。

「確かに脱がれたようですね。では..。」

男は右手でドアレバーを握ったまま、左手で、亜希子に脱いだスリップドレスを手渡すよう促した。

亜希子はもどかしげに男にドレスを手渡した。

「はっ..早く入れて..」

下着を身につけているとは言え、ブラはトップレスだし、ショーツも細紐が割れ目に食い込んでいるようなシロ物で、とても下着とは言えない。

そんな全裸に等しい格好で、公共のホテルの廊下に立っている事自体が亜希子にとっては羞ずかしい事であった。

だが、男は首を振った。


「全裸だ と言ったはずです。」

そう言うと、バタンっと大きな音を立てて、亜希子の目の前で再びドアを

閉じる。

「そっ..そんなぁ..」

ドレスは既に男に手渡してしまっている。もはや後戻りも出来ない。

亜希子は周囲をキョロキョロしながらもどかしげに下着を脱いだ。

外気に触れてはじめて気がついたのだが、割れ目に食い込んでいたショーツの股間はグッショリと白い粘液で汚れている。

「やだ..こんなに興奮していたのね..」

亜希子はその濡れた部分をくるむように、ショーツを手元で丸め、再びチャイムのボタンに手をかけた。

その時だった。

チン..廊下の角を曲がったコーナーの向こう側にあるエレベータが、

何者かの到着を告げた。

つい先ほど、亜希子自身が降り立ったばかりのエレベーターだ。


..ウっ..ウソぉ..


ドアの開く音がする。ホールに降り立ち、ガヤガヤと喋る声。

どうやら日本人の集団のようだ。ホテルの従業員か宿泊客か..どちらにしても

亜希子にとって最大のピンチである事に変わりはない。

カチャカチャ..カチャカチャ..

..お願い..あけて..

大きな声で叫ぶわけには行かない。

そんな事をすれば、くだんの集団に気づかれてしまうに違いない。

カチャカチャ..カチャカチャ..

亜希子は何度となくチャイムボタンを押し続けた。

「..それでさぁ..」廊下の向こうでは、ガヤガヤと喋る男性の声。

声は廊下の曲がり角に確実に、しかもどんどん近づいて来ていた。

カチャカチャ..カチャカチャ..

..お願い..あけて..早く..お願い..

亜希子はひたすら押し続けた。

時間にすればせいぜい数秒程度のものだったろうが、裸で待たされる身に

すれば、それは数十分にも感じられる長い時間だった。

廊下の角に団体客の靴先が見える。

ああ..もうダメ..

絶望しかけたその瞬間のことだった。

カチャ..ドアが開き亜希子の身体をぐいと掴んだ。

「中へ。さあ、早く」

次の瞬間には、亜希子の身体はもうドアの内側にあった。

「10分の遅刻です。罰としてパンティーは没収させて頂きますよ。」

そう言うと、亜希子の手のひらからひったくるように下着をもぎとった。

「そんな..」

「お客様を待たせた罰です。これは本日のプレゼントと言う事にしましょう。」有無を言わせぬ口調だった。 


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